有料放送事業社におけるアンケート調査と実加入動向分析の比較による新聞広告の効果分析

関根純一さん(2005入学)の研究テーマ

枠組

動向予測

アンケート

新聞広告は従来効果を計るためのデータが少ないとされてきた。その為、新聞 の広告は、過去の出稿状況と、新聞の発行部数などを頼りに経験的に出稿して いたのが現状である。

本研究では、有料放送事業社のアンケートによる加入動機調査データと、加入 動向データを使用し、新聞の発行部数・掲載内容との関連を分析することによ り、「価格」と「広告デザイン」の重要性・影響度の分析、「加入動機調査」 と「実際の消費行動分析」の比較を行った。

具体的には新聞紙面に入る広告を対象とし、有料放送事業社の66週間分の新聞広 告のデータを使用し分析を行った。その結果、

  1. 加入動機調査および新聞広告キャンペーン効果分析にて、新聞の発行部数、新聞広告背景色、価格への施策が広告として効果的であることが確認できた。特に価格に関するキャンペーンの重要性はアンケート調査においても確認された。
  2. 加入動機調査および新聞広告キャンペーン効果分析にて整合しない結果が見られた。具体的には加入動機調査で重要とされた番組の充実が新聞広告キャンペーン効果分析には影響を与えない事を見いだした。